ブランド品鑑定士になる方法|あると良い知識・資格

2018/11/23

 

 

これからブランド品の鑑定士になりたい方や

 

ブランド品鑑定士に必要な能力や鑑定士へのなり方を紹介します。

 

 

ブランド品鑑定士になるには

 

結論から言うと、

 

ブランド買取店が出している求人に応募して採用になればブランド品鑑定士になれます。

 

ブランド買取店で研修を受け、三か月後にはブランド品の鑑定士として店頭に立つことができます。

 

しかし、買取店で店長を任され重宝されるような鑑定士になるには、

 

多くの経験と知識が必要になります。

 

一人前の鑑定士になるには

 

会社のスタッフやお客様から信頼される一人前の鑑定士になるには多くの経験と勉強が必要です。

 

どれだけ早くても1年間はしっかり勉強し実践を積む必要があります。

 

また、新商品や質の高いコピー商品もどんどん出てくるため、

 

鑑定士の経験がどれだけあっても常に勉強しなければいけません。

 

鑑定士の仕事の簡単?難しい?

 

 

仕事の難易度

 

ブランド品鑑定士は取扱い商品や真贋方法など覚えることがたくさんあり、

 

接客の中でその知識を発揮しなければいけないため、非常に難しいです。

 

一つの見落としで数十万円や数百万円の損害を出すこともあり、ミスが許されない職業です。

 

営業と職人の両面があり、非常に難易度が高い職業です。

 

 

ブランド買取店で取り扱う商材

 

ブランド品買取店でもそれぞれの会社の方針によって取り扱う商品は様々です。

 

ブランド品

 

ルイヴィトンやエルメス、シャネルなどの高級ブランド品をはじめ、バッグや財布・洋服やアクセサリーなどがあります。
ブランド品の鑑定士をするにあたって、どのようなブランドの種類があるか知る必要があります。

 

時計

 

ロレックスやオメガなどの高級ブランドから雲上と呼ばれるパテックフィリップやオーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンなどブランド品と同様に多くの時計ブランドがあります。

 

宝石

 

ダイヤモンドやエメラルド、サファイア、ルビーなどの有名な宝石をはじめ、キャッツアイや翡翠など一般的には知られていない宝石もたくさんあります。

 

金・プラチナ

 

金やプラチナやシルバーなどの貴金属

 

小型家電

 

ダイソンやルンバなどの家電やアイコスやスマートフォンなどの小型家電があります。

 

その他

 

買取店によっては骨董品や美術品など取り扱っております。

 

 

ブランド品鑑定士に必要な能力

 

ブランド品鑑定士は覚えるべきこと・やらなけらばいけない作業がたくさんあります。

 

ブランド品買取店でのさわやかな接客をイメージされる方が多いと思いますが、実際は大忙しで頭をフル回転させております。

 

一般的なブランド買取店での鑑定士に必要な能力や作業を紹介します。

 

 

真贋知識

 

買取店に持ちこまれたブランド品や宝石・時計が本物かどうか見極める力です。

 

ネット販売やフリマアプリの普及で、コピー商品が数多く出回っております。

どこの買取店にも必ずコピー商品が持ち込まれることがありますので、本物か偽物か見分ける真贋能力は必須になります。

 

 

コンディションの判断能力

 

同じブランド品のバッグでも傷やダメージのコンディションによって大きく価値が変わります。

 

それぞれの会社によってコンディションランクの付け方の違いはありますが、

ブランド品の鑑定士をするにあたってとても大事で必要な能力です。

 

ダメージの見落としをしないのはもちろんですが、

 

ダメージによって相場がどれくらい分かるかまで理解しているとブランド買取店で重宝されます。

 

ブランド品にはブランド品、時計には時計、宝石には宝石のコンディションの見方があり、覚える知識は膨大です。

 

 

販売価格の見決める

 

買取店に持ちこまれた商品がいくらで売れるか判断しなければいけません。

 

コンディションチェックはもちろんですが、古物オークションで売るのか、

 

ネットで売るのかなどの販売方法の決定、どこの古物オークションで売るかによっても販売価格が変わりますので、

 

どこでいくらで売るのかを見極めなければいけません。

 

 

買取価格の決める

 

販売価格から逆算し、買取価格を提示します。

 

周りの競合店がいくら出すのか、どのくらいの買取価格を提示したらが足してくれるかなど決めなければいけません。

 

ここで失敗するとお客さんを失うだけでなく、お店の評判を落とすことにもなりかねません。

 

接客能力

 

ブランド品の買取店でブランド品鑑定士をするにあたって、真贋や相場の知識も必要ですが、

 

良い接客をしてリピーターになってもらうことも非常に重要です。

 

ブランド品買取店からはとても重宝されます。ある意味一番必要な能力かもしれません。

 

 

必要な資格

 

ブランド品の鑑定士になるのに必要な資格はありません。

 

多くの会社や協会などが鑑定士の資格を発行しておりますが、必ず必要というわけではありません。

 

持っていても実務への影響は少なく、どれだけ鑑定士としての経験があるかの方が重要視されております。

 

あると良い資格

 

GIAのダイヤモンドの資格は業界内でも特別視されており、持っていると転職活動などには困らないでしょう。

 

 

ブランド品鑑定士の未来

 

ブランド買取業界はできてから20年程と歴史の浅い業界です。

 

メルカリやラクマなどのフリマアプリの登場で競争はより激化し、

 

これから閉店が進む買取店が多くなることが予想されます。

 

しかし、ブランド買取やリサイクル業界はこれからも伸びていくことが予想され、

 

しっかりと商品の相場を見極める力と本物と偽物を見分ける力があれば就職には困らないでしょう。

 

また、業者オークションなどに出入りし、転売を行うなど起業や独立もできるようになるため、

 

これからの大きい会社でもいつ倒産するかわからない現在において、オススメの職業です。

 

 

ブランド品の真贋や買取方法が学べる場所

 

JDSでは毎月ブランド品の鑑定士や独立を目指す人のために無料で鑑定真贋セミナーを開催しております。

 

ブランド品や貴金属、時計などの鑑定や真贋についての基礎知識だけでなく、

 

実際の買取現場で使用できるテクニックや注意点など実践に役立つ情報を提供しております。

 

無料ですのでお気軽に参加していただけます。

 

 

 

 

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